48−18

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本城の滝
(2025年7月27日)

滝見台からの姿。
ってか、滝、見えない。
すっかり雪で埋もれている。
滝見台のすぐ下まで雪が来ている。
7月も終わりなのに、これはすごい。


下に下って雪のすぐそばに来る。
色が黒くてちょっと怖い感じだ。
同じくらい雪が多かった2013年の7月と
比べてみると、汚れ具合が分かる。


これが7月の雪の量。
下流のほうまで雪まみれ。































































本城の滝
(2025年8月30日)

かなりの年月通い続けて初めて見た姿だ。
滝の前にスノーブリッジができている。
雪のトンネルの向こうに滝が落ちている。
うわぁぁっと思わず声が出た。


下の部分をアップに。
あと数日で崩れてしまいそうだ。


トンネルの向こうから水が流れて来る。


こんなふうにとけていくんだね。


で、雪のトンネルの下を撮影。


別の角度から。


これは滝の下流側を撮影。


大量の雪を見下ろすハクサンコザクラ。




この日の万年雪の状態。
まだまだ下流にも雪がある。


















本城の滝
(2025年9月27日)

滝は全容を見せてくれている。
が、上流部分はまだ雪が残っている。



やっぱり荒沢岳は雲の中。
すっかり晴れた空はなかなか望めない。



滝に近づいてみる。



久しぶりだな〜、滝のすぐ前。



下流で昼食をとった場所は残雪のすぐそば。



これ、同じ残雪を沢に降りる前に撮影したもの。
ある意味スノーブリッジが途切れた形なのよ。




この日の万年雪。
2022年は雪が多くて、10月でもこんな感じだった。
ということは、その年ほどの積雪ではなかったということか。






2025/7/27(日)、8月30日(土)、9月27日(土) 本城の滝 魚沼市 (落差40メートル?)

2024年7月27日(日)
今年も変わらず本城の滝に季節を変えて行って参りましたよ。
2025年は冬に降った雪が大量で、どこに行っても雪解けが遅いと感じていたのだが、予想どおり本城沢の雪解けも例年よりもかなり遅かった。
例年であれば、7月に入れば万年雪遊歩道も開かれるはずなのだが、この年は7月26日に開通。
ということで、その翌日に行って参りました。
が、あれ〜、万年雪の谷を見通せる場所まで行ってびっくり。
本城沢に通ってかなりたつが、すぐ手前のかなり下流のほうまで雪がびっしりと詰まっている。
こりゃ滝どころではないなぁ。
もちろん、滝見台には行ってみるが。
今年の雪は本当に多いぞ。
以下、この日に見られた花です。


      
  オニシモツケ、エゾアジサイ。右のは何だろう。

      
  これは期待していたシラネアオイ。ちょっと遠かったけど咲いていてくれた。

      
  オオナルコユリ。本当に大きかった。春の花、タニウツギを7月に見られる。対岸の遠い場所にキスゲの姿も。

     
  こちらも万年雪のタイムカプセルに閉じ込められたサンカヨウ。

      
  オオバキスミレたくさん。バイケイソウ。カラマツソウ。

      
  遊歩道が沢と同じレベルになる場所まで雪が。そこで見られたハクサンコザクラ。

    
  駐車スペース近くにはシシウド。アカタテハも来てくれた。


2025年8月30日(土)
7月に行って滝が見られなかったので、8月に滝の姿を拝みに行った。
実は、雪解け直後一定の条件を満たした場所に見られる小さな花があるのだが、いくらなんでも8月に見られる花ではない。
しかし、この万年雪の沢はタイムカプセルの谷なのだ。
もしかしたら見られるかな〜と思っていたら、ありましたよ。
よーーーく探すとみつけられる、希少種の花である。
最初にこの子らを紹介しておこう。

      
  コアニチドリ。よもや8月の終わりに見られるとは思っていなかった。

さすがに花の谷である。8月の末でもたくさんの花が見られた。
順不同で、見られた場所も時間もバラバラですみません。

      
  ハナニガナにヒメシジミ。イチモンジチョウ。たぶんオオウラギンスジヒョウモン。

      
  クロヒカゲ。ジャコウソウにホウジャクの仲間。ジャコウソウの群落。

      
  ヨツバヒヨドリ。ホツツジ。キオン。

      
  タマゴタケ?赤くてかわいい。ツルリンドウ。ソバナ。

        
  アキノキリンソウ。コバイケイソウ。クルマバハグマはまだ蕾。

      
  裏オトギリソウ。タイリンヤマハッカ。

      
  クガイソウ。ツルニンジン。

    
  モミジカラマツ。タマガワホトトギス。

      
  これがお目当てだったハクサンコザクラは本当にたくさん咲いていた。

  滝前にも咲いている。


滝が雪に埋もれ、それが溶けて出現するのだから、毎年毎年スノーブリッジは滝前に出現するとは思う。
しかし、それを目の当たりにできるというのは、なかなかないと思う。
今年はそれが見られて本当にラッキーだった。
20年以上通い続けてご褒美をもらったような気持ちだった。


2024年9月27日(土)
例年10月の半ばには遊歩道が閉鎖されてしまう。
9月も終わりの週末ともなれば、花も終わりかと思っていたが、今年はまだ見られていない花があった。
オニシオガマとダイモンジソウ。さらにヒメウメバチソウ。
この遊歩道を彩る花の代表ともいえると思う。
それに、まだ滝が全容を見せていなかったではないか。
と、いうことで、3回目の訪問となった。
登り口で男性2人組と出合ったが、他にまったく訪問者もなく、この日は貸し切り状態の万年雪遊歩道になった。
以下、またしても順不同、場所バラバラの順番ですが、この日見られた花たちです。


      
  サラシナショウマ。オニシオガマ。今年はとてもたくさん咲いていた。ダイモンジソウとオニシオガマ。

      
  キノコシリーズ。名前も食べられるかどうかもわかりません。

      
  コマナ。リンドウ。

      
  アキノキリンソウ。アザミの仲間。クロバナヒキオコシ。

      
  オクモミジハグマ。なんでまだキスミレが咲いてんの〜。

      
  メイゲツソウかしらね。ワレモコウ。あらまあ、ヤグルマソウが咲いている。ホントにこの沢はタイムカプセルだ。

      
  モミジカラマツ。コクワガタかな。げ〜っ、まだハクサンコザクラが咲いていたっ。

      
  お目当てのヒメウメバチソウは、ほとんど蕾状態。たった一つだけ咲いていてくれた。ツルニンジンは咲き残り。

      
  中州にミソガワソウとサラシナショウマ。ゴマナとミソガワソウでゴマミソ状態。

    
  サラシナショウマ、ぽわっぽわ。葉っぱも色づき始めている。


交通
本城の滝への行き方については、新潟の滝レポート48を参考にしてください。


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